石臼で製粉した全粒粉パン

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レンタルの石臼がやってきました。
これで先日購入した玄小麦を製粉して、ひきたての全粒粉で
パンを焼いてみることにします。

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↑これが粒のままの小麦です。

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↑電動石臼の内部です。左側が上部の石で、右側の下部の石が回転します。

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↑製粉中です。この石臼で一番細かくひける状態にセットして、
上から玄小麦を入れていくと、ガ〜という音とともにこのように
製粉できます。
一応粗目のふるいでふるって、大きめのふすまや、製粉中に飛び出して混じった
小麦の粒などを分けます。

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↑最終発酵が終わって焼成前の状態です。
本当は小麦粉は製粉して何日か置いて酸化させた状態にしないと
うまく膨らまないなど作業性がよくならないらしいのですが、
せっかくのひきたての香りが薄くなるともったいないので
製粉翌日に使ってみました。
どうなるか予想できませんので、とりあえず普段食パンを焼く配合で
作り始めて、水だけ様子を見ながら調整しました。
生地は最初結構べちゃっとし感触でしたが、通常の生イーストの量で
まずまず膨らんでくれました。

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↑焼き上がりです。側面がかなり荒れていますが、これは
念のための離型油を塗り過ぎたためかもしれません。
食べてみた感想は、滅茶苦茶香ばしくて、小麦粉ってこんなに
味があったのねって感じでした。
そのまま(あるいはトーストして)食べるとちょっと濃厚過ぎる感じもありますが、
バターを塗って食べてみると非常に美味しいです。
サンドイッチなどによく合うかもしれません。
明らかに市販されている全粒粉で焼いたパンとは味の濃さが違います。

レンタルの石臼はもう返却しましたが、
3kg製粉しましたのでまだまだたくさん残っています。
次回は細かい目でふるったものだけを使って
白い食パンを焼いてみようと思っています。
電動石臼ちょっと欲しくなってきました。
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