使ってますか?DP5
DigitalPerformerがバージョン5になってしばらく経ちますが、
どうもバグがいくつかあって、私はまだ4.61を使っています。
本日5.11のアップデータがリリースされましたので早速試してみましたところ、
私にとっての致命的なバグの一つが修正されていました。
私がどうしてもDP5を使えない致命的なバグの一つとは、
スタンダードMIDIファイルを読み込むとエクスクルーシブデータの
二桁目が消滅するというものです。
エクスクルーシブデータは16進数を並べたもので、
F0で始まってF7で終わります。
下の写真は正常な例です。
F0の次に41という数字があるのがわかりますでしょうか。
これをDP5で読み込むと下の写真になります。
F0の次の41が全て消えてしまってます。
エクスクルーシブデータは、音源の音色やらエフェクトやらをコントロールするデータなのですが、
これでは全く役に立ちません。
同じMIDIデータでも、スタンダードMIDIファイルではなくDPのセッションファイルだと
問題なく読み込むことができます。
こういうわけで、スタンダードMIDIファイルでエクスクルーシブデータを使う人は
DP5を使うことはできなかったわけですが、
このバグが本日の5.11アップデータで修正されていました。
嬉しいというよりは、こんなバグは最初っから取っといてくれよって感じですが(笑)。
もう一つの致命的ではないけれど我慢できないバグは…、
MIDIグラフィックエディターウィンドウやイベントリストウィンドウで
ベロシティやデュレイションなどの数値を変更しようとしてその数値の場所をクリックすると
その右側の数値が選択されてしまうというものです。
この現象は画面に向かって左のほうが正常で、右に行くほどそのズレが大きくなります。
まぁそのズレを考慮しながら実際の場所よりも左側をクリックすれば
目的の数値が選択されるわけではありますが、
エディットするたびにいちいちそんなことやってられないわけでして、
これもかなり致命的に近いバグです。ちなみにこのバグは5.11でも直っていません。
というわけで、機能的には魅力的なDP5ではありますが、
残念ながら私はまだ使えるとは思えないわけです。
一刻も早く修正されることを願っております。
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